ご飯と睡眠と無敵の7人

楽しいこと以外お断り

1ヶ月でジャニオタになったAちゃんが進化し続けてる話

まさかこんな短期間でAちゃんの話をするなんて思いもしなかった。しかし、書かずにはいられないのだ。残さねば、彼女の発言たちを。

友達が1ヶ月で立派なジャニオタになった話 - ご飯と睡眠と無敵の7人
(Aちゃんの伝説の始まりはこちら↑)

今日、久々にAちゃんに会った。2週間前はAちゃんが実習で不在。1週間前は私がインフルエンザにかかったおかげで、実に2週間もの間、Aちゃんと直接話す機会がなかった。結論から言う。Aちゃんはものすごい勢いで進化していた。この2週間、彼女になにがあったのか分からないが、ただただオタクのレベルが尋常じゃなく上がっていた。ポケットモンスターで例えるならただの進化ではない。メガシンカである。そんなAちゃんが、今日1日で発した名言を残そうと思う。
2週間会っていなかったものの、毎日連絡を取り合っていたし、Aちゃんは自作の妄想を私に送ってきてくれていた。昨日は「ジャージを忘れて誰に借りようか迷い、神山くんも候補に入れたが、神山くんは彼女(私)に貸してるだろうと思い、ジャージを着ずに移動していたら、それに気づいた小瀧くんが貸してくれた」という妄想を送ってきた。現実世界にジャニーズを絡めてくるあたり、Aちゃんはなかなかレベルが高い。そして今日の朝、私はこの妄想を元にした挨拶をした。

私「おはよう〜!今日は神山にジャージ返さないと行けないんだった」

A「あっ、やっぱり?そう、本当は神山くんに借りようと思ったの。まぁ、いよには後で報告すればいいやって思って。で、話しかける直前に、「あれ、でもこの間ジャージ貸してたな……」って思い直して。神山くんジャージ着てないし、貸してる可能性の方が高かったから、とりあえず移動しようと思って。そしたら後ろから、来たんだよね〜。小瀧が。なんか視界が真っ暗になって、ジャージ投げてきたっぽいんだけど〜。うん。まぁなんて言うか、、、好き」

おいおい、Aちゃん。朝から絶好調すぎるよ。こんな感じで彼女との1日が始まる。ここからはAちゃんの発言と共に状況を説明していこう。

「多分さ〜。学校こないと思う。小瀧くんがかっこよすぎて」
Aちゃんは、『夢を抱きしめて』*1のCDを友達に貸したらしい。
夢を抱きしめて/ジパング・おおきに大作戦 (初回盤B)(DVD付)

CDを借りるという段階を踏まずして、CDを貸す側に回ったAちゃんは讃えてもいいくらいだ。彼女の話を聞く限り、恐らく同じ映像を3回以上は見ている。1人でメイキングを演じられるくらいには見ているのだ。そんな、お気に入り中のお気に入りの1枚である『夢を抱きしめて』のCDに興味を表した友達*2がいたため、喜んで貸したらしい。「この間貸したから、そろそろ見てくれたかな。だとしたら、多分さ〜。学校来ないと思う。小瀧くんがかっこよすぎて。普通の人なら無理だね。本当にかっこいいから。絶対好きになっちゃうだろうなぁ〜」……言えなかった。Aちゃんに、「そのCDさ、私たぶん前にその子に貸したことある」なんて言えやしなかった。もちろんその子はケロッと学校にやってきた。

「今日は重岡いなくてよかったね」
今日、私は髪型をおだんごにして行った。全ての毛が一つにまとまって落ちてこないので楽なため、私は基本的に毎日おだんごにしてしまう(無駄情)。私を見てAちゃんは「今日は重岡いなくてよかったね」と言ってきた。「今日は寒いね」と言ってるのと同じような感じで言ってきたため、1度は聞き流してしまった。あまりにも自然に発言してくるのである。「どういうこと?」と聞くと「いよが休んでる間、私もおだんごで来た日があったんだの。でも、重岡。アイツうるさいよね〜。「あれ?なんか崩れてるで?直したる」って言いながら、明らかに変な手の動きしてんの。で、見たら。フゥ……(溜息)。案の定ぐっしゃぐしゃだよね〜。本当困ったわ〜。」とサラサラと言うのだ。普通の女として生きるのをやめて、私のようにジャニオタとして生きるのだと宣言しているようにも聞こえた。この、Aちゃんの幻聴シリーズは他にもある。

「ちょ、もう静かにして〜!」
情報処理の授業の時だ。パソコンのキーを叩く音しか聞こえない時間、後ろの席からAちゃんの声がする。よく聞くと私を呼んでいる。「もうさ〜、今困ってるのね、って、ちょ、もう静かにして〜!小瀧は自分の課題やって!…わかったから〜、もううるさい〜!」末期だと思った。1人で話してる。Aちゃんがなにもない空間に向かって1人話している。この人は、見えない相手から聞こえない声を聞き1人で話しているのだ。ここまでくると、一種の病気かもしれない。いつからAちゃんはこんなふうになってしまったのだと頭を抱えた。しかし、その後の非オタの友達からの一言「なんか、Aちゃん、いよみたいになってきたね」。わ〜私が発端か〜(⌒▽⌒) 自分では気付かなかったが、私もこんなに頭のおかしい事を言ってるらしい。ごめんねAちゃん。染めた人間がこんなんなら、染められた人間も同じようになるに決まっている。

「病気で死ぬくらいなら殺されたい」
いつもとなにも変わらない昼休みだった。そして、いつもとなにも変わらない昼休みで終わるはずだったのだ。Aちゃんが急に「でもやっぱり濵田くんの手だわ」と言い出さなければこんなことは起こらなかった。「でも」「やっぱり」の使い方がおかしい。私たちは、濵田くんの話も、手の話も、なにもしてなかった。きっと彼女の中で、濵田くんの手に対して否定的な意見が降りてきたのだろう。突然言い出したのである。「濱田くんの手に殺されるなら本望だし……てか病気で死ぬくらいなら殺されたい」1番悲しいのは、この意見に大賛同できてしまう私の脳のつくりである。*3「濵田くんの血管が浮き出た手で首を絞められたい」「わかる。まじでわかる。私も神山くんの細い指を首に食い込ませて欲しいから、Aちゃんの言うこと超わかる」身近な友達がジャニオタってこんなにも楽しいものなのかと顔がほころぶ。濵田くんに首を絞めて殺されたいなら、小瀧くんにはどうされたいのか聞いてみた。「抱きついてきたな〜と思ったらナイフ隠し持ってて刺される」うん、もうAちゃん優勝。あなたには勝てる自信がない。

「なんで好きになっちゃったんだろ」
散々超越したオタク発言をしておいて、いきなり純粋なオタク発言までいれてくる。これがAちゃんだ。「結局さ、小瀧くんにも濵田くんにも好いてもらえず、かといって殺してももらえないわけじゃん?生きてる意味ない。なんで好きになっちゃったんだろ……しんどい……」理由が理由だが、誰しも1回は思うことをジャニオタ歴1ヶ月で強く思っているのだ。彼女の成長は犬より早い(@淳子ママ) ここで私は、ジャニーズ沼に沈めてしまったことを少し反省したが、そのあとすぐに「ま、楽しいから全然オッケー!」と言ってくれたおかげで、もっと深く沈めようと決意したのである。

「4万なんて今後の人生の長さを考えたらへっちゃら」
前回の記事でも書いたように、Aちゃんは頭がいいので一応色々考えて物を購入しているようだ。次にDVDが出るスパンを独自で計算し、その時に備えてお金を貯めている。そして、余ったお金で過去の商品を集めようという考えらしい。しかし、今欲しいものの金額を計算すると4万円ほどするらしい。そのことをずっと悩んでいた。「いや、一気に4万出すわけではないんだけど、それでもトータルしたら4万円分使っちゃうことになるんだよね……」「まぁ、人生まだ長いからさ」私は、人生長いから、“そんなに急いで買わなくてもいいんじゃないか”という意味で発言した。しかしAちゃんは真逆の意味で捉えたのだ。「そっか!そうだよね!この先の長い人生で使うお金の金額考えたら、4万なんてどうってことないよね!!!!」スーパーポジティブすぎて、私はもう笑顔で頷くことしかできなかった。




他にも、学校へ来た軽トラックをみて「あ、濵田くん!」と手を振ったり、「パワポの発表したら淳太先生がすごい食いついてきた」と言ってきたり、とにかく今日は濃い1日だった。一言で言えばAちゃんは「頭がおかしい」が、私はこういうタイプのオタクが大好きだし、私自身もこういうことをしてしまう人間なので、一緒にいて楽しくて仕方がない。つっこみながらも、頭の中では「わかる」と連呼しているのである。私の超個人的偏見で申し訳ないが、ジャニオタになって1ヶ月程度、ましてや過去にジャニーズに一切触れてないAちゃんは「のんちゃんの事悪く言わないでょ(>_<)」という感じのジャニオタになるのではないかと思っていた。それが蓋を開けたらこれである。本当に、人間何があるか分からない。日々進化していくAちゃんを見ているのが楽しくて仕方がない。Aちゃんがいつ「友達に影響されてジャニオタになった話」というはてなブログを始めるのか、今からワクワクしているのだ。これだからなおさらジャニオタはやめられない。自らを“ジャニオタ”という私は、ジャニーズのみならずジャニーズに関わるもの全てのオタクなのである。

*1:余談だけど、このメイキングの神山くん全然喋らないよね。なんか変なキャラ作りみたいのしてるし。ビジュ最高だけど

*2:藤ヶ谷担

*3:私は神山くんと一家心中で死ぬのが夢だ。